会計と社会

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出版社
慶應義塾大学商学会
著者名
黒川行治
価格
5,170円(本体4,700円+税)
発行年月
2017年10月
判型
A5
ISBN
9784766424683

▼「みんなが幸せになる会計」を求めて

 ――誠実な勤労者が損をしない社会を実現するために、会計は存在する



経済のグローバリゼーション、金融資本主義の蔓延、勤労者の地位低下・富の偏在、地球環境への負荷増大、政府財政破綻の危機に直面し、会計は、どのように対処してきたのか、どのような役割を果たすべきなのか。

本書は、公共哲学、社会政策論などの知見を踏まえ、「社会と会計」「市場と会計」「個人・組織と会計」「環境と会計」「公共・政府と会計」という五つの視点から、この問いに挑む。

それはまた、会計制度・政策設計の第一線で「あるべき会計」を探究し続けてきた一研究者の思索と討論の軌跡でもある。

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