浮世草子大事典

浮世草子大事典

取り寄せ不可

出版社
笠間書院
著者名
長谷川強 , 『浮世草子大事典』編集委員会
価格
22,000円(本体20,000円+税)
発行年月
2017年10月
判型
B5
ISBN
9784305708472

江戸の人々と社会をいきいきと描いた当時の流行文芸から、本当の江戸時代がわかる!

人気作家の誕生は商業出版を生み、時代を観察する態度はジャーナリズムをはぐくみ、人々は夢中になった。

井原西鶴『好色一代男』にはじまり、その斬新さ、面白さで衝撃をもって迎えられた一大ジャンル「浮世草子」。日常生活から怪異まで幅広い素材を取り入れながら、江戸時代中期の上方を中心とした世態風俗を描き出した。

当時の人々の生活と思想についての史料の宝庫である「浮世草子」、ほぼ全作品を収録。初紹介多数の梗概と、豊富な挿絵[584点]で、知られざる江戸の姿が今ここによみがえる。

歴史、言語、演劇、風俗、社会、美術等々、さまざまの分野に必備の事典、ついに登場です!。

【推薦】浜田啓介[京都大学名誉教授]、林 望[作家・国文学者]、氏家幹人[歴史学者]。



■本書の6つの特色

1.事項編(19項目)で浮世草子をとりまく周辺を詳しく解説する。参考文献も掲載。

2.人名編[作者・版元/挿絵師](30項目)で、主要作者、版元、挿絵師がわかる。参考文献も掲載。

3.作品編(519項目)は、作品のストーリー(梗概)、特色のほか、作者・出版年・版元など関連する事項を網羅する。参考文献も掲載。

4.挿絵584点を掲載。各挿絵には解説、描かれた事物をキーワードとして付し、何が描かれているかわかる。

5.挿絵については、キーワード索引[50音順]のほか、カテゴリー別索引を付した。カテゴリーは、①怪異・伝説②芝居・興行③商売・産業④道具・建物⑤風俗⑥武士⑦遊里、を設けた。描かれた風俗を簡単に引くことができる。

6.年表[1682~1786年]を掲載。作品を刊行年順に並べ、社会一般事項、同時代の散文作品、戯曲を併記し、時代背景を立体的に把握できるようにした。



監修、長谷川強。編者、『浮世草子大事典』編集委員会(江本 裕、神谷勝広、倉員正江、佐伯孝弘、篠原 進、杉本好伸、中嶋 隆、藤原英城)。執筆者、阿比留章子・阿部紘子・網野可苗・飯倉洋一・石上阿希・石塚修・市毛舞子・一戸渉・糸川武志・井上和人・岩谷薫・上野左絵・空井伸一・有働裕・大木京子・大久保順子・岡島由佳・小田島由佳・勝又基・加藤裕一・河合眞澄・河村公康・川元ひとみ・菊池庸介・木越治・木越秀子・北川博子・木村迪子・木村萌・久保田篤・紅林健志・近衞典子・近藤瑞木・近藤仁美・坂越さやか・佐藤悟・佐藤智子・宍戸道子・島田大助・末?昌子・杉本和寛・杉本紀子・鈴木千惠子・染谷智幸・高島要・高橋明彦・髙橋柳二・高松亮太・立道千晃・田中則雄・堤邦彦・長澤麻衣子・長友千代治・中村隆嗣・畑中千晶・花田富二夫・羽生紀子・濵口順一・浜田泰彦・早川由美・速水香織・檜山裕子・平林香織・福田安典・藤井史果・藤川雅恵・藤

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