取り寄せ不可
バブル経済崩壊後の長引く景気低迷を受け、日本企業が国際競争に勝てる体質に変化させるため、コーポレート・ガバナンス革命が叫ばれている。常に欧米と比較され、日本経済の成長阻害要因として遡上に上りつつも、いまだなお企業経営の中心でもある日本的経営とはどのようなものなのか。
本書は、日本的経営とコーポレート・ガバナンスについてはそれぞれの立場から様々な考え方があるが、T&Dホールディング前会長という経営者だった著者が、日本企業の経営に携わった者としての立場から纏められている。
伊藤忠の祖ともなった三方よしで知られる近江商人や江戸時代の商家の経営から紐とき、明治から昭和戦前、そして戦後の高度成長から平成不況まで、流れを追いながら解説してくれる。
近代経営史として、そしてこれからの日本的経営、コーポレート・ガバナンスとは何か示唆に富んだ一冊。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。