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ゲーテ『西東詩集』中の詩「至福の憧れ」の一節をもとに、その詩的淵源をイスラーム神秘主義のうちにさぐる試み。
井筒俊彦らに導かれつつ、九世紀スーフィズムの偉大な指導者にして殉教者であるハッラージュのあるテクストにまで遡り、
そこで「火蛾」の形象に出会う。さらにはベンヤミンによって提起されたゲーテとボードレールにおける〈詩とアウラ〉の問題、
あるいはゲーテとイスラームにおける〈色彩神学〉の可能性についての考察が加えられる。
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