バルトーク音楽のプリミティヴィズム

バルトーク音楽のプリミティヴィズム

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出版社
慶應義塾大学出版会
著者名
太田峰夫
価格
4,950円(本体4,500円+税)
発行年月
2017年9月
判型
A5
ISBN
9784766424720

農民音楽からモダニズムへ



▼西洋音楽に多大な影響を与えた作曲家バルトーク・ベーラ(1881〓1945)は、ハンガリーでは、自国の民謡を採集・研究した「文化英雄」とされている。

▼本書では、バルトークの創作における、モダニスト作曲家としての一面と、文化ナショナリズムの一面とが、どのような関わりをもっていたのかを分析し、バルトークの作品様式にも同じ二面性があらわれていることを論証する。

そして彼が、民俗音楽の「プリミティヴィズム」を取り込むことで、自らの芸術性を拡大していったさまを、豊富な譜例をもとに明らかにしていく。

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