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ゾナハ病と「しろがね」が生まれた村へ
鳴海はギイと共にクローグ村に立ち寄る。そこで、最古の「しろがね」ルシールは、黒衣の男とフランシーヌ、4人の道化による惨劇がすべての始まりであったことを語る。
すべての鍵を握るのは、ルシールらの生命をつなぎ、自動人形と戦うことを宿命付けた「生命の水」。それを生み出す「柔らかい石」は、良い笑顔の者の中にあるという。ローエンシュタインの公女・エリに目を付けた自動人形のアプ・チャーは、大公の座を狙うギュンター侯と組み「人形から人間に」なる機会をうかがう。
【編集担当からのおすすめ情報】
藤田和日郎の長編第2弾「からくりサーカス」が、待望の文庫化。各巻にポイントを振り返るコラムを掲載し、複雑な物語をわかりやすく解説していきます。また、カバーを外した表紙には、著者の制作ノートからラフイラストや初期設定画などを本邦初公開! サーカス、人形、からくり……3つのキーワードが、時代を超えて絡まり合う冒険活劇を、余すところなく収録する全22巻、「ゾナハ病」と「しろがね」の誕生が語られる第4巻の登場です!!
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