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『九十歳、何がめでたい』の原点。弱気な夫と、巨額な借金を背負い込んで奮闘する妻を、独特のユーモアとペーソスで描く直木賞受賞作。ほかに『ひとりぽっちの女史」「佐倉夫人の憂愁」「結婚夜曲」などの傑作短篇7篇、新装版あとがきを収録。
戦いすんで日が暮れて
ひとりぽっちの女史
敗残の春
佐倉夫人の憂愁
結婚夜曲
マメ勝ち信吉
ああ 男!
田所女史の悲恋
新装版あとがき
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