取り寄せ不可
アニメ業界では、テレビアニメ用の背景を多いときには1日に10枚以上も描き上げることを求められます。
クオリティを維持しつつ、いかに手早く制作するか?
その難題を解決する手段として、雲や樹木、壁などのパーツ素材をたくさん用意しておき、それらを組み合わせることで背景を構成していくというテクニックがあります。
このノウハウは、デジタルでイラストを制作する場合に特化したものですが、これからパソコンでイラストを描こうとされている初心者の方にも役立つスキルだと思います。
一見すると複雑な背景も、実はパーツ素材の組み合わせとその応用で成り立っています。
本書では、Chapter1で、背景を描く上でこれさえ押さえておけば自分で応用に結びつけることができるといったような、土台となる考え方を説明します。
続くChapter2では、空や樹木のような自然物、Chapter3では、ビルや室内のような人工物について、素材の作り方から組み合わせ方までを解説していきます。
幅広いモチーフが登場する背景イラストに対応できるように、35種類以上のメイキングを紹介します。
また同時に背景を描くうえで便利なソフトウェアの基本的な機能やツールも解説していきます。
もちろん、素材だけで絵を完成させることは難しいですが、この本でお伝えする基本的な考え方と、パーツ素材の作り方をマスターすれば、あとはそれを応用していくことで、さまざまなバリエーションの背景を制作することができるようになります。
★本書はAdobe Photoshop CCの使用を例に、背景の描き方を解説しています
★本書内で使用したブラシや質感素材のデータは、購入された方に限りダウンロード可能です
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。