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平安時代末期の公卿、藤原頼長(一一二〇?一一五六)の日記『台記』の抄出本。『台記』は、当時の朝儀・公事の詳細を記すほか、鳥羽院政下の政治や社会事象に対する頼長独特の判断が積極的に語られており、保元の乱に至る経緯を探る第一級の史料である。尊経閣文庫には『台記抄』一冊・『宇槐記抄』三冊(ともに三条西公条筆)・『宇槐雑抄』一冊(室町時代写)などが伝わる。『台記』の自筆本は現存せず、鎌倉時代の古写本や江戸時代以降の新写本が伝わるが、尊経閣文庫所蔵の抄出本はこれらの欠誤を補訂するところが少なくない。
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