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七月の空気は透明な裸
恥ずかしいから蓮池に隠れている
大きな葉のしたから蕾を高々と掲げて
みんなに見せている
(「七月」)
「無」へと豊かに広がる言葉
「財部鳥子の詩は傷を負った全ての生きものが、帰還をめざす領土だと思う」(小池昌代)。
満州体験にはじまる長い歳月を生き、人の生死を見据えて、年輪を経るごとにみずみずしくも馥郁たる世界をあらわした詩人の後期作品集成。
解説=那珂太郎、入沢康夫、佐々木幹朗、阿部日奈子、渡辺めぐみ
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