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男色のカノン(聖典)として揚げられるがその研究が遅れている井原西鶴の小説作品『男色大鑑』。この『男色大鑑』をBL(ボーイズ・ラブ)の視点からコミカライズした作品を発端に、コミカライズの世界、BL世界からのアプローチを取り上げて、それが提起する可能性や問題を様々な角度から検討する。
また実際の問題としてのLGBTに対して、寛容な姿を見せているタイと、様々な問題提起が行われているインドなど、アジアにおいて、この男色や同性愛がどのように展開をしているのかを検討する。
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