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1921(大正10)年、宮城県北部の都邑であった岩ケ崎(のちの栗駒)と東北本線石越駅を結ぶべく開業したのが栗原軌道、後の栗原電鉄である。
軌間762mm、蒸気機関車により開業したこの軌道は、戦時下に細倉鉱山へ延伸されると、次第に鉱石輸送をはじめとした鉱山鉄道の性格を強めていった。
戦後は鉱山の隆盛を背景に電化と1067mmへの改軌を2度にわけて実施し、車輌も新造車を導入するなど近代化を果したのである。
開業から廃止まで86年間に5度社名が変更された、この鉄道の激動のあゆみをふりかえるとともに、そこを走った車輌を2巻に分けて紹介する本書。
上巻では開業から1980年代初頭までの沿革を解説する。
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