一句頂一万句

一句頂一万句

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出版社
彩流社
著者名
劉震雲 , 水野衛子
価格
3,080円(本体2,800円+税)
発行年月
2017年8月
判型
B6
ISBN
9784779123818

著者の最大の代表作にして、

中国で最も権威ある文学賞の一つである

茅盾(ぼうじゅん)文学賞受賞作!



「出延津記」「回延津記」の全後篇で

70年の歳月を隔てて描かれる大河ドラマは、

中国でテレビドラマ化、

2016年11月には映画も公開されるほどの人気作品。



原タイトル『一句頂一万句』は、

一万句に相当する一句、

つまりは「ひと言の重み」という意味で、

小説中、その「ひと言」が何を示しているのか、

探してみてください。



「前篇の主人公の楊百順こと呉モーゼも後篇の主人公、

牛愛国も妻とは話が合わず、話の合う友人、

あるいは養女、あるいは情人を捜し求めてさすらいます。

他の登場人物たちにとっても話が合う相手を求めることが

どんなに難しいことかが描かれています。

人の一生はそういう相手を捜し求める旅なのだというのが

劉さんの言いたいことなのだと思います。

中国の批評家が、この小説は中国人の「千年の孤独」を

描いていると評したのも、なるほどと深くうなずきました。」

(訳者あとがきより)

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