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アルツハイマー病を患っているジェニファーに、殺人容疑がかけられてしまう。殺されたのはジェニファーの親友である女性で、なぜか死体の右手は4本の指が切断されていた。手を専門としていた整形外科医だったジェニファーは重要参考人として事情聴取を受けるが、病気のせいで、体調次第では親友のことさえ思い出せない。彼女の曖昧な記憶や独白など、パズルのピースのように断片的な記述が描き出す衝撃の真相。「記憶」を失っていく語り手が紡ぐ衝撃のミステリ! ※『忘却の声』改題・文庫化。
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