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ドニエスク家の最大の後ろ盾であったはずが、「ドニエスクの乱」で真っ先にエレオラ軍に投降して裏切ったボリシェヴィキ公。
エレオラに協力したいと言っていた彼だが、同時に新皇帝アシュレイ側にも手を回しており、アシュレイの姉ディリエとの縁談を進めていた。
まったく考えの読めないボリシェヴィキ公の動きを警戒するヴァイトとエレオラ。
ところが、ロルムンドにおいて最も神聖な儀式である戴冠式で、ロルムンドの政情を揺るがす超特大級の爆弾が落とされる――!?
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