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戦争記録文学の金字塔! 時代を超えて再び世に問う!
砲撃で負傷した左腕をかばいながら、
右手で自決用の手榴弾を探す。
「ない!しまった」と思う間もなく敵の手榴弾が炸裂し、
泥をかぶる。暗夜の戦い……。
気がつけば米軍の捕虜に!
「生きて虜囚の辱を受けず」という戦陣訓に縛られた
日本兵には、捕虜生活は『生きるべきか、死ぬべきか」
の葛藤の日々であった。
ハワイに送られ、やがてアメリカ本土へ。
未体験の世界に新しい可能性がほの見えても、
日本軍隊のしがらみは続く。
最終捕虜キャンプの「マッコイ病院」での
さまざまな出来事が、
「軍隊批判は天皇制批判である」という呪縛と
「日本人である前に人間である」という平凡な真実に
苦悩の末に気づいた大日向葵は、生きて還って来た。
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