家族実践の社会学

家族実践の社会学

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出版社
北大路書房
著者名
デイヴィッド H.J.モーガン , 野々山久也 , 片岡佳美
価格
4,950円(本体4,500円+税)
発行年月
2017年8月
判型
A5
ISBN
9784762829864

多様化する家族を「動的存在」として認識するために,「家族実践」という概念を提案。時間と空間,身体,感情,家族研究の倫理的転回,労働と家族との連接化といった重要なテーマとの関連性を論じる。標準モデルにもとづく規範型家族の呪縛から放れて,絶えず変化しつつある「日常的な家族生活」の本質的なありように迫る。



◆主な目次

第1章 最初の前提

  1 はじめに

  2 実践

  3 「家族実践」における「家族」

  4 本書の概要

第2章 実践の位置づけ(その1)―用語の定義とその範囲―

  1 はじめに

  2 意味の微妙な相違 ―辞書上での定義づけ―

  3 専門的職業の行使とは何か

  4 理論とプラクティス

  5 行為

  6 習慣

  7 その他の意味

  8 結びとしての所見 

第3章 実践の位置づけ(その2)―代替的アプローチとの類比―

  1 はじめに

  2 親密性,個人的生活,および布置連関

  3 布置連関

  4 その他のアプローチ

  5 むすびに

第4章 発展と困難

  1 はじめに

  2 「家族実践」についての活用方法と発展

  3 家族を表示すること

  4 批判的な争点

  5 むすびに

第5章 時間,空間,そして家族実践

  1 はじめに

  2 空間の多様性

  3 時間の多様性

  4 時間と空間の多様性

  5 むすびに

第6章 身体と家族実践

  1 はじめに

  2 家族の凝視

  3 身体化された知識

  4 身体的密度

  5 身体的ケア

  6 食物,賄い,そして家族実践

  7 暴力

  8 ライフコースを超えての身体化

  9 むすびに

第7章 感情と家族実践

  1 はじめに

  2 感情労働/感情仕事

  3 家族と感情作業

  4 感情のマッピング

  5 コンテクストにおける家族

  6 結びとしての所見

第8章 家族研究における倫理的転回

  1 はじめに

  2 関連性のある概念

  3 倫理的な家族実践

  4 「倫理的転回」―想定される制約―

  5 結びとしての所見

第9章 労働/家族の連接

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