奇跡の島・西表島の動物たち

奇跡の島・西表島の動物たち

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出版社
誠文堂新光社
著者名
鈴木直樹(医用生体工学)
価格
3,850円(本体3,500円+税)
発行年月
2017年8月
判型
A4
ISBN
9784416617663

川を泳ぐイリオモテヤマネコ、カンムリワシノの捕食、リュウキュウイノシシの子育て……。
ロボットカメラでなくては撮れなかった、ありのままの生命。

西表島は、政府が世界自然遺産登録を目指す「奄美・琉球」(鹿児島、沖縄)の対象地域に含まれている。
しかし、その野性味あふれる島の本当の姿を知る人は多くない。

ロボットカメラで国内外の動物を撮影し続けてきた鈴木直樹氏は、過去約4年間、西表島の動植物を撮影し、
あまり詳しく知られていないイリオモテヤマネコなどの行動様式などを研究してきた。 

本書は、イリオモテヤマネコ、カンムリワシに代表される、
東洋のガラパゴスと呼ばれる西表島の動物や植物を今までになかった写真と解説文で紹介。
雑誌「ニュートン」などでたびたび紹介されるロボットカメラで撮影された鈴木直樹氏の写真には、
人の気配がないからこそ見せる、動物たちのありのままの姿が写っている。
水に入って魚を捕るイリオモテヤマネコ、川を泳ぐイリオモテヤマネコなど、
これまで公開されたことのない貴重な瞬間もとらえられている。

「時間軸写真合成画像」の章では、定点カメラの画像の時間軸を消し去り、同じフィールドを共有する動物たちの姿を1枚の画像に収める。
その画像には、一つの風景に現れた動物たちの姿が凝縮され、実画像による「島の生態」が浮かび上がってくる。
そして動物たちが上手に森を共有している様がうかがえる。

豊かな生物群をはぐくむ西表島の水と森に共生する動物たちの姿が、
著者の独自な手法による観察とロボットカメラによる4年間の行動調査から浮かび上がる。

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