平安貴族社会と具注暦

日記で読む日本史

平安貴族社会と具注暦

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出版社
臨川書店
著者名
倉本一宏 , 山下克明
価格
3,300円(本体3,000円+税)
発行年月
2017年7月
判型
B6
ISBN
9784653043423

中国より日本にもたらされた具注暦。その体系・変遷を解説するとともに、平安貴族がその暦に日記を書きつけるようになった経緯に迫る。


【目次】

はじめに 

第一章 具注暦とは何か
一 中国における具注暦の形成
二 飛鳥・奈良時代における具注暦の受容

第二章 具注暦の日本的変容
一 平安前期における日本的具注暦の形成
二 具注暦の内容
三 暦の供給と暦家賀茂氏

第三章 貴族社会と具注暦
一 貴族の生活と具注暦
二 暦を開いて吉日を問う―生活の基準としての具注暦
三 暦と方角神信仰
四 文学作品と暦

第四章 暦記の成立と展開
一 暦記の成立と展開
二 中世暦記の多様性

おわりに ―暦と日記―

注・巻末付表・あとがき

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