取り寄せ不可
中国未帰還者問題はじめ、満州開拓団の悲劇はいろいろな面でとりあげられているが、長野県高社郷(長野県下高井郡出身者で構成)の500人にのぼる集団自決──軍隊の庇護も受けずに、現地に取りのこされ、逃げまどったあげく自決したのである。集団自決したのはどんな人たちだったのか。
特定秘密保護法の決定、集団的自衛権の行使容認や武器輸出三原則の撤廃、ODAを他国軍にまで支援拡大し、「共謀罪」の強行採決といった政策は、満州開拓団の過去をないがしろにしている。満州開拓事業が国策として決定されてから、今年で81年になるが、政治の意思決定が国民の生命に深くつながっていることを、後世に伝える。
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