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土地開発や乱獲、農薬使用など、人為的な行為による変化は激しく、希少な生き物が急激に姿を消しています。その実態を知るべく、長野県は2002~05年、県版レッドデータブックの植物編を発行。2014年にはさらに「レッドデータリスト」(2014年)として改訂しました。800種以上が掲載された同リストの内容を広く一般県民に知ってもらい、絶滅危惧種保全に役立てたい―との思いから誕生したのが、このカラー図鑑です。比較的身近な210種に絞り、水辺・湿地、里山など七つの生育環境に分けて分類。大きく、かつ貴重な写真と共に、生育地や特徴、類似種など1種1ページで解説します。絶滅危惧植物を守る取り組みや、観察できる植物園などの情報も充実。日常の自然観察や自由研究にも役立つ図鑑です。編著者は、県版レッドデータブックなどのとりまとめ役を務めた信州大学名誉教授。
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