短時間で知財経営の全体像を把握しなければならないビジネスパーソン、中小企業経営者、農林漁業関係者にお薦めの1冊。
【本書の特徴】
① 法律や経営の初心者を対象に、知的財産法を18章構成でわかりやすく解説。読者にとって必要な章を組み合わせて読める。
② 図表を多く用いて解説。一目で概要がわかるだけでなく、表現を吟味することで、実務に活かせる内容を掌握でき、知的財産を活用する力が飛躍的に高まる。
③ 近年、多くの企業が取り組んでいる「知財経営」を実践するための「知財戦略」に注目。知財法を解説したうえで、「コモディティ化」をキーワードに、「ブランド戦略」と「知財戦略」について、その相互の関係を明らかにしながら解説。
④ 経験を積んだ執筆陣。
上記コンセプトを実現するため、知財法・知財条約について、木棚照一を中心に、その弟子である中山真里と、特許庁・WIPO・国連本部で経験を積んだ菱沼剛が執筆。
ブランド戦略・知財戦略について、経団連知財部会長を始め産官学の重責を担ってきた石田正泰と、新進気鋭の知財経営の専門家である浅野卓が執筆。
特に浅野は、農水省国立研究開発法人審議会専門委員、農水省関東農政局選定6次産業化プランナー、JA全中顧問などを歴任し、農水知財について造詣が深いことから、類書ではしっかり語られることのない「種苗法」や「地理的表示法」についても解説。なぜ今、農水分野で知財が注目されているのかを明らかにする。
【目次】
第1章 知的財産法概説
第2章 特許法(1):客体,特許要件
第3章 特許法(2):発明者,出願手続,審査・審判
第4章 特許法(3):特許権侵害
第5章 特許法(4):ライセンス,独占禁止法,営業秘密
第6章 実用新案法
第7章 意匠法
第8章 商標法(1):概説,登録要件,登録手続
第9章 商標法(2):商標権の効力,商標および商品・役務の類似の基準,侵害および活用
第10章 不正競争防止法
第11章 著作権法(1):目的・構造,著作物,著作者の権利
第12章 著作権法(2):著作者,著作者の権利の侵害
第13章 著作権法(3):著作隣接権,著作権法以外の保護
第14章 農林水産業と知的財産:種苗法,地理的表示法
第15章 知的財産と国際関係
第16章 ブランド戦略
第17章 知財戦略(1):保護対象と存続期間の戦略
第18章 知財戦略(2):収益機会の戦略
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