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国民が訴える痛みに対して適切に対応すべく,日本ペインクリニック学会は独自のガイドラインを発行してきた.「非がん性慢性疼痛に対するオピオイド鎮痛薬処方ガイドライン改訂第2版」も各種ガイドラインの整備の一環の一つである.本ガイドライン改訂の経緯として,処方可能なオピオイド鎮痛薬の種類が増えたこと,またオピオイド鎮痛薬の処方が「推奨」から「規制」に変わりつつある,ということが挙げられ,特に①日本ペインクリニック学会が発表している他のガイドラインとの整合性の確認②Minds 診療ガイドライン作成手引きに則ったガイドラインの作成③各種用語の理解と整理 の3点を考慮して改訂.すべての項目をCQ形式で記載したことで,初版に比べて臨床に即した,より実臨床に役立つ情報を記載.
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