昭和2年、アメリカと日本の子どもたちの理解と友情を育てたいと、12000もの人形が日本に贈られた。アメリカから来た人形ということで、日本の子どもたちに「青い目の人形」という愛称で親しまれていた。彼女たちは歓迎され、大切にされていた。しかし、戦争が始まると焼却され、無くなってしまう。そんな中、現在まで残っている人形が、日本全国に数十体確認されている。その中の福岡県に現存している3体にスポットを当てた内容になっている。その3体の物語はそれぞれが個性的で、当時の若い先生や校長先生の勇気や決断によって、今もなお残っており、平和学習などで語り継がれている。そんな人形たちのストーリーを、子どもにも読める内容で紹介。2017年は青い目の人形が日本に来て90年という節目の年、平和の大切さを伝えてくれる本である。
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