1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
「語りえぬもの」、その先へ
『論考』で沈黙した哲学者は、「教育」を手がかりに再び語り出す。
新進気鋭の若手が描く、「第三のウィトゲンシュタイン」
▼語りえぬものは、伝ええぬものであるとは限らない――
『論考』によって「語りえぬもの」を設定し、「語る」ことに制約を課したウィトゲンシュタイン。
経ることおよそ10年、止むことなき哲学的思考はついに「言語の限界」の地平をにらみ、自ら建設した巨大な「沈黙」の体系に挑み始める。
ウィトゲンシュタイン後期思想を繙く鍵である「教育学」。
コミュニケーションに内在する宿命的なパラドクスを解きほぐし、「教えること」の意味を根底から問い直す。
私と世界の限界を超えて、他者に触れうる可能性を提示する意欲作。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。