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暁け初めし家屋の屋根は人間の呼気を清くしゐる形象ぞ/叢を分けて拾ひし象一つ夢の欠片か残るいのちか/逢ふことももはやあらざる君の幸を紀の沼中津彦ながら祈らむ/山の曲へ落葉朽ち葉を寄する風われには吹くなまだくたばらぬ/われに残る春夏秋冬掌の中に収めむ碧空碧落/「額田王、怒りを込めて詠みましし歌」の解釈などエッセイ6編を含み、老境を爽快に詠う短歌500余首。
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