取り寄せ不可
「ララノア、ここからが今日最後の授業だ」
「わたしの中に先生殿のそれが入るのだな」
まっすぐな縦筋にあてがわれる弘樹のペニ
スを、ララノアがどこか期待に満ちたような
瞳で見つめていた。
人とエルフ。教師と教え子。本当はいけな
いことだとわかっている。しかし、ここまで
きて止まることはできなかった。
「……これで、わたしたちは本当の恋人同士
になれるのだな」
「痛かったら、すぐに言ってくれよ。そこで
止めるからさ」
「その必要はない。弘樹と恋人同士になれる
というのなら、痛みぐらい耐えてみせる」
「無理はしなくていいって」
気遣いながら、弘樹は腰を押し出していく。
「んくっ……」
エルフの唇から悲鳴にも似た声が漏れた。
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