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大切な人との絆、かけがえのない過去の記憶。
語り直されるストーリーによって、
喪失がもたらす贈り物に気づくとき、
人生の再構築が始まる。
喪失体験による深い悲しみ(グリーフ)を抱える人に対し、従来の支援では、共感的な関わりにより傷を癒すことが重視されてきた。本書ではさらにその先、遺された人が未来に向かって歩き出すことを目指す、語り(ナラティヴ)を通じたアプローチを提唱する。
著者は大学で臨床人間学を教える傍ら、22年にわたり、グリーフケアの実践に従事してきた。
本文中には、著者主宰による「痛みを分かち合う集い」の事例も多く登場する。
喪失の語りが徐々に変化し、人生の輝きに光が当てられてゆくプロセスからは、「癒し」を超えた、生きることへの「希望」を読み取ることができる。
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