小さいそれがいるところ根室本線・狩勝の事件録

宝島社文庫

小さいそれがいるところ根室本線・狩勝の事件録

取り寄せ不可

出版社
宝島社
著者名
綾見洋介
価格
704円(本体640円+税)
発行年月
2017年7月
判型
文庫
ISBN
9784800274939

第15回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品です! 母を癌で亡くした大学生の白木は、遺言に従い、母が30年前に佐伯義春という友人から貰った宝石を返すため、北海道を訪れる。しかし、母と義春が出会ったという場所のほど近くにある駅は、1日の利用者数が0人の秘境駅・羽帯。周辺に人が住む様子はまるでなかった。東羽帯の集落出身者、ちよという老婆を探し出すも、「義春はすでに死んでいる」と教えられる。しかしその直後にちよが失踪。さらに東羽帯では、「裏金」があると噂されており、宝探しに訪れる鉄道ファンがいるらしい。ちよ探しに向かった白木は偶然出会った鉄道マニアのユウジロウとともに、奇妙な事件に巻き込まれていく。ひと夏の、スリルと友情と恐怖のサスペンス劇!

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