取り寄せ不可
「べ――べべべ」
「べ?」
首を傾げるフォロンの顔を指差しながらコーティカルテは叫ぶ様に言った。
「べ、べつに、あなたとなんかいっしょにしょくじがしたいわけじゃないんだからねっ!」
「えっと。その…………ひょっとして、熱でもある?」
「たわけええええええええええッ!!」
ある平和な昼の時間。ツゲ神曲楽士派遣事務所でその事件は起こった。
コーティカルテがおかしなことを言い出したのだ。それも明らかに間違った方向で。
だが、その言動の裏には、コーティカルテの深いふかぁ〓〓い思惑があったりなかったり。
「ツンデレなんかもう旧いんです! きっと先輩が好きなのは……」な「パフォーマンス・クリムゾン」をはじめ、
脱力からチェイス、レンバルトの過去話、とどこから読んでも楽しめる珠玉の6本が入ったクリムゾンシリーズ第8弾。
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