AIが人間を殺す日

集英社新書

AIが人間を殺す日

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出版社
集英社
著者名
小林雅一
価格
836円(本体760円+税)
発行年月
2017年7月
判型
新書
ISBN
9784087208900

「AIに仕事を奪われる」よりも

身近に迫る深刻な危機とは――?

人工知能(AI)が脅威として語られるとき、主な論点は次の2つに集約される。それは、我々の仕事が奪われるという「雇用崩壊」の問題と、人間の知能を超えるという「シンギュラリティ」の問題である。しかしそれ以前に、もっと深刻で危機的な状況が身近に迫っている。それが本書で取り上げる「自動運転」「医療」「兵器」の3分野だ。これらは、産業的インパクトが計り知れないだけに、公然と批判することはタブー視されてきた。本書はこれらの「闇」に深く斬り込み、AI開発を取り巻く現状に警鐘を鳴らす!


【主な内容】

●ドライバーは事実上のモルモット? 「自動運転車」の闇

●テスラの自動運転車の死亡事故、真の原因は?

●AIによる医療診断で誤診が起きたときの責任は誰にあるか?

●膨大な医療データの収集で懸念されるプライバシー侵害

●世界各国で導入が進む標的を勝手に判断して攻撃する「自律的兵器」

●米国が開発を進める「スマート核兵器」とは?


【目次より】

第1章 AI脅威論の虚実

●パターン認識の職種が危ない

●Human out of the Loop-制御の環から外される人間

●3種類のAI

第2章 自動運転車の死角

●死亡事故の現場検証

●米国政府は消費者保護より産業育成を優先

●ヒトと車の関係はどうあるべきか

第3章 ロボ・ドクターの誤診

●AIと医師の意見が割れたら?

●病気の発症予測も可能

●ディープラーニングの暴走

第4章 自律的兵器の照準

●ターミネーター問題とは

●テロリストの手に渡る恐れも

●抜け目ないグーグルのやり方

第5章 スーパー・オートメーションの罠

●ロボットはどこまで人間に近付いたか

●裁判や人事考課にAIを活用

●AIによる真の脅威とは何か

おわりに

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