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俳句は人の生涯を作る。
中央の俳壇を見ていただけでは、俳句のもつほんとうの存在価値はわからない。--俳句結社「軸」の主宰として、千葉県野田で「文学する」人々の生と俳句を見つめてきた著者が、下総ゆかりの俳人・俳誌の歴史をひもとくことであきらかになる、俳句のもつほんとうのちから。
俳句を愛する人々は、有名作家の作品を読むばかりでなく、自らそれを作り、批評し合ってきた。彼らにとって文学とは、ただ受容するものではなく、そこに参加し、作り出すものなのであった。……そして、そのことが文学する人々に居場所を与え、生きがいを作り出してきた。つまり俳句とは、文学したい人々が社会に参加するための仕掛けだったのである。そこに、俳句が四百年という時を超えて息づいてきた理由がある。 【「序」より】
地方で「文学する」人々が、どのように俳句と関わってきたのかをテーマにした、エッセイ風評論。
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