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宗教改革から500年─今、わたしたちの立つところを確認するシリーズ第1弾
「聖書のみ」と改革者は言い切った。それは「聖書のみに、神の声を聴く」という信仰の宣言である。「律法と福音」「聖書と説教」「近代の合理主義と聖書」など、いくつかの切り口を通して、「聖書のみ」というプロテスタント原理が有する豊かな意味を明らかにする。
【目次】
第1章 初めに─本書の見取り図
1 1枚の写真
2 「聖書のみ」
3 聖書の翻訳
4 究極の聖書翻訳 説教
5 「聖書のみ」と合理的解釈
6 本書の構成
第2章 聖書を捉える枠組み─律法と福音
1 問題の所在
2 律法の第三用法
3 旧約と新約
4 礼拝の問題としての「律法と福音」
5 神の現臨の場としてのキリスト
6 終わりに
第3章 聖書をどう読むか─十戒を例に
1 初めに
2 様々な十戒?!
3 正典の2つの十戒
4 終わりに
第4章 聖書をどう語るか─説教の務め
1 牧師の使命─言葉に仕える
2 言葉にならない部分─「見えない言葉」と「見える言葉」
3 理性への徹底の問題
4 なぜ、礼拝説教が必要なのか
5 聖書の翻訳
第5章 聖書と合理主義
1 聖書の合理的な読み方
2 旧約の歴史的批判的研究と宗教改革
3 キリスト論論争 植村正久と海老名彈正
4 罪の赦しと「歴史性」ということについて
5 日本にキリスト教を植え付けるときに
6 終わりに
終わりに─罪認識と宗教改革
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