摩耶山・高取山・菊水山・鍋蓋山・須磨アルプス・高雄山
取り寄せ不可
"六甲山系の西端は須磨浦で、そこから東北東に伸びて六甲最高峰(931m)を経て宝塚市で没している。そのスケールは、東西約30㌔、幅約5㌔と細長く、山系の南麓に神戸市・芦屋市・西宮市の都市ベルト地帯があり、山岳と大都市が密接する国内でも特異な山系である。そのため登山道・小径が網の目のように連なり、道迷い事故も多発。直近5年間(平成23~27年)の遭難事故発生件数(兵庫県警発表)は224件で、そのうち「道迷い」が106件(47.3%)159名と半数近くを占めており、この「道迷い」を少しでも減らせたらとの思いで本図を作成した。
本図・西編の収録範囲は鉢伏山(246m)、から東へ横尾山(312m)、高取山(328m)、菊水山(458m)、鍋蓋山(486m)、摩耶山(698m)、六甲高山植物園までと、その南北の山とした。「東編」については、後日発行の予定である。
本図の縮尺は、国土地理院図1:25,000を2倍に拡大した1:12,500とし、多くの登山道をできるだけ詳しく著すことに努めた。地図作成のための踏査は2015年2月から2017年4月まで、46名が延べ259日にわたって行い、GPS(地球測位システム)を活用して正確なコースを割り出し、ロードメジャー(回転式距離計)で地点間の距離を計測した。"
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