小さな国の多様な世界

小さな国の多様な世界

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出版社
鳥影社
著者名
スイス文学会
価格
2,090円(本体1,900円+税)
発行年月
2017年6月
判型
四六判
ISBN
9784862656124

スイスをスイスたらしめているものは何なのか。文学、芸術、言語、歴史などの総合的な視座から、小さな国の大きく豊かな存在の秘密を明らかにする。



大串紀代子 『私たちスイスの立場』 -カール・シュピッテラーの演説

曽田長人 J・R・V・ザーリスのスイス観 -冷戦期の中立理解を手がかりに

中川裕之 多言語グラウビュンデンのレト・ロマン語方言の書きことば成立の歴史 識字教育につながる聖書翻訳とその文学的開花例としての抒情詩

川島隆 シャルル・トリッテンの『ハイジ』後編 -スイスの国民的アイデンティティとの関連で

鍵谷優介 ヘルマン・ヘッセとスイス -「郷土愛」と「ナショナリズムからの離脱」

若林恵 ポリフォニーの響き -ローベルト・ヴァルザーの散文における音楽性

新本史斉 「チビノヤコプリ ジジノヤコプニ ヨロシク ヘディ」あるいはフリードリヒ・グラウザーの探偵小説『体温曲線表』における言語の複数性と言語の彼岸

関口裕昭 マックス・フリッシュ『アンドラ』におけるユダヤ人像 -バッハマン、ツェランとの伝記的関係からの考察

松鵜功記 罪なき者の罪 -ルーカス・ベアフース『100日間』におけるヨーロッパ理念の解体と当事者性について

橋本由紀子 二種類の小人が意味するもの-クリストフ・バドゥー他『連邦警官ショッホ-赤いとんがり帽子作戦」における小人のモチーフ

須永恆雄 アドルフ・ヴェルフリ -無限増殖混淆曼荼羅-字と絵のカオス・コスモス

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