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本書は「新・呉清源道場」シリーズの第二弾です。
本書は呉清源九段の研究会の模様を紙上で再現したもので、 プロの実戦譜を、呉九段がその場で批評し、手の考え方を述べていきます。
「昭和の碁聖」と呼ばれる呉九段ですが、囲碁AI「マスター」の登場によって再び注目されています。
小目からの一間ジマリへの「肩ツキ」に代表されるような、局面を簡略化していくマスターの打ち方は、呉九段の考え方に通じるものがあります。
部分にとらわれることなく、常に盤面の全体を見て着手を考えるその思考法は、全囲碁ファンの参考になることでしょう。
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