三井・三菱・住友・芙蓉・三和・一勧

角川選書

三井・三菱・住友・芙蓉・三和・一勧

取り寄せ不可

出版社
KADOKAWA
著者名
菊地浩之
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2017年6月
判型
B6
ISBN
9784047036116

企業集団には、戦前の三大財閥が再編された三井・三菱・住友と、さまざまな企業が戦後に集合した芙蓉・三和・一勧がある。高度経済成長期を経て、バブル崩壊後に企業集団を超えた銀行の統廃合が繰り返された。「高度成長期の最適モデル」と賞賛された芙蓉・三和・一勧は、メガバンク再編以降、なぜ低迷してしまったのか。今も企業集団として存続しているのか。歴史的変遷から現在の状況まで、日本の企業集団が一冊でわかる。

【目次】
はじめに

第1部 企業集団とは何か
第一章 企業集団の概念規定
第二章 歴史的な経緯
第三章 六つのグループ

第2部 社長会
第一章 社長会に対する評価
 第二章 企業集団形成のために社長会を結成したのか
 第三章 社長会メンバー=企業集団なのか
第四章 本当に大株主会だったのか
第五章 メガバンク再編後の社長会
第六章 小括 企業集団にとって社長会とは何か

第3部 株式持ち合い
第一章 終戦直後の乗っ取り防止
第二章 資本の自由化対策
第三章 持合い崩れ
第四章 小括 企業集団から見た日本企業の株式所有構造

第4部 系列融資、集団内取引、包括的な産業体系と共同投資会社
第一章 四つの標識の概要
第二章 都市銀行の融資戦略
第三章 総合商社による集団内取引
第四章 共同投資会社による新規事業の進出
第五章 小括 企業集団は単なる株主安定化の装置ではない

第5部 メガバンク再編後の企業集団
第一章 メンバー救済の限界
第二章 メガバンク再編
第三章 六大企業集団は三つになるのか
第四章 六つの標識から見たメガバンク再編後の企業集団
第五章 小括 六大企業集団は四つになった

あとがきと主要参考文献

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