問題思考型診療システム(POS)とは,患者のかかえる問題に端を発し,科学的・理論的な診療録への記載を通して医療を行っていくシステムであり,POSの思考パターンを利用した問題思考型診療記録(POMR)は,チーム医療に重要である.本書では,さまざまな視覚症状をきたす疾患別に症例検討を行っている.ヒントとして[思考のキーワード]が挙げられた上で,考えられる疾患と鑑別診断を行う上で必要な検査の想起が促されている.この本に沿って学習することで,今まで座学で学んだ知識を如何に臨床に活かすか,シミュレーションを重ねることによって,実習の力をつけることができるよう工夫されている.
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