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"渡る世間に菜根譚! 『菜根譚』は、400年前に中国で書かれた処世訓です。日本には江戸時代に伝わり、とくに仏教関係者に高く評価され、庶民に広く読み解かれました。儒教・仏教・道教の教え=東アジア最強の智者、孔子・ブッダ・老子の教えがつまった『菜根譚』は、日本人に最も合った処世訓として、時代を越えて読み継がれています。
本書は、そんな『菜根譚』の言葉から、現代を生きぬく知恵を、現代を代表する若手僧侶である著者に説いていただいた一冊。不遇や逆境にあっても、周囲の人や環境がどれだけ汚れているように見えても、その真っ只中で、それらにまったく影響を受けず、心を清らかに生きぬく。「世間に染まる」か「世間を逆恨みする」かにズボッとはまりがちな現代人に有用な第三の道を提示します。"
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