現代ニッポン論壇事情社会批評の30年史

イースト新書

現代ニッポン論壇事情社会批評の30年史

取り寄せ不可

出版社
イースト・プレス
著者名
北田暁大 , 栗原裕一郎 , 後藤和智
価格
947円(本体861円+税)
発行年月
2017年6月
判型
新書
ISBN
9784781650852

この30年、日本の論壇はどのように在ったのか。たとえば、「若者論」。バッシングから擁護へと大きく舵を切った「若者論」の背景には、年長世代の粗雑で自己肯定的な「世代論」があった。昨今のリベラル知識人のSEALDsへの前のめりな評価は、そのような若者の「政治利用」の帰結でもあるのではないか?
本書で批判の俎上にあげられているのは、柄谷行人、上野千鶴子、内田樹、高橋源一郎、宮台真司、小熊英二、古市憲寿など。60年代・70年代・80年代生まれと、世代が異なる個性的な論客3人が現代ニッポンの言論空間を語り尽くす刺激的な鼎談。

◎構成
第一章 若者論のゆくえ
第二章 文化と政治――社会運動の源流
第三章 トランプが日本のリベラルに突きつけるもの

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