イスラエルで市民のストレスケアと予防に取り組んできた中で生まれた援助モデル「BASICPh(ベーシックピーエイチ)」。本書はその理論と方法,紛争地や被災地における実践を詳解しています。
人は危機に直面した時,様々な対処(コーピング)方法を用いており,それは,Belief(価値・信念),Affect(感情・情動),Social(社会的),Imagination(想像),Cognition(認知),Ph ysiology(身体)の6つのチャンネルに分類できます。どの対処チャンネルが主に用いられるかは,危機にある人々の置かれた状況や彼らが属する文化,あるいは個人の特質や好みによって異なるのです。
BASICPh アプローチとは,彼らが主に用いている対処チャンネルを知り,それに合わせて援助を行うことで,彼らのレジリエンスを引き出す援助モデルです。予防教育,子育て支援,支援者支援,能力開発などに幅広く活用できる本書は,教師,ソーシャルワーカー,心理士,医師,看護師など様々な職種の方に必読の一冊です。
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