特集:それぞれ違ってOKなんだ!みんなの「感覚」でこぼこ図鑑
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季刊『Be!』は依存症・アダルトチルドレン・共依存・トラウマ・発達障害などさまざまな課題を抱えて生きる人と、援助者のための雑誌です。
◆特集 みんなの「感覚」でこぼこ図鑑
発達障害の「感覚過敏」について調べていくうちに、
感覚そのものの不思議や、一人一人の違いなど、
思わぬ世界も見えてきた!
研究室での挑戦と、臨床現場の知恵。
大人にも使える、生活上の工夫一覧つき。
【PART1】「私が私である」とわかるのは?――感覚をめぐる不思議な世界
【PART2】「時間分解能」と、わずらわしさと――自閉スペクトラム症の場合
【PART3】当事者と家族の体験
【PART4】工夫次第で、生きることが楽になる――感覚統合療法の現場から
◆インタビュー 林マヤさん
マヤさんは、1980年代に日本人として初めてフランスのファッション誌「マリ・クレール」の
誌面を飾り、世界的なファッションショー、パリ・コレクションで活躍。その華やかな生活の
裏で、アルコール依存、浪費、摂食障害に苦しみ、一億円の借金を抱えた。
8年前に返済を終え、現在はタレント業のかたわら、無農薬野菜作りに励む。
自然に囲まれた子ども時代、モデルになったきっかけ、死の寸前で思いとどまった理由、自分の
ままでいいと思えたとき――新鮮な言葉で生き生き語ってくださった。
◆新連載 ギャン妻「秘伝」! 依存症家族が生きのびる知恵
第1回 自分のお金を手放すな
依存症者と暮らしていると、心配のタネが尽きない。
本人の状態だけでなく、お金のこと、将来の不安……。
とりわけギャンブル依存症の家族にとっては、回復までの道のりはサバイバルそのもの!
そんな家族の相談を受け、介入に奔走しているのが「ギャンブル依存症問題を考える会」代表の
田中紀子さん。相談活動の中で積み上げてきた、「ギャン妻」たちの知恵を分けてもらおう。
◆また飲酒運転! 家族はどうすればいい?
昨年8月、夫の飲酒運転を止めようとした妻が子どもを抱いて道路に横たわり、轢かれて軽傷を
負う事件があった。10年前には、こうした状況で妻が轢かれて死亡する事件も起きている。
いくら言っても飲酒運転をやめないとき、家族はいったいどうすればいいのか?
関係者に聞いて回ったところ、なるほど納得の答えが見えてきた!
◆アルコール依存症の回復にたちはだかる「記憶の空白」
看護師として40年以上にわたり依存症からの回復に立ち会ってきた、世良守行さんの特別寄稿。
外来患者の調査では、2割の患者に1年以上の記憶の欠落があり、なんと10年以上の記憶欠落も
稀ではなかった。
……こうした人生の空白は、断酒し回復を始めるにあたって、どんな影響をもたらすのか。
実感たっぷりに綴る。
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