2000年代の市町村財政

2000年代の市町村財政

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出版社
広島大学出版会
著者名
伊藤敏安
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2017年3月
判型
A5
ISBN
9784903068411

地方分権一括法の施行、「平成の大合併」、「三位一体の改革」といった2000年以降の制度改革は、市町村財政にどう影響したのか ── 。合併が本格化する前の2002年度時点の市町村を合併が一段落した2009年度時点の市町村に組み替えたうえで、合併市町村と非合併市町村を対照させながら、両時点における財政格差、普通交付税の肥大化の状況、合併を機会に膨張した職員数と議員定数の現状、財政力指数の変化などを丹念に検証している。終章では、2009~2014年度の変化を概観し、合併市町村の財政が調整過程にあったにもかかわらず、合併市町村・非合併市町村を通じて顕在化してきた新たな課題を整理している。

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