シシリー・ソンダース初期論文集:1958ー1966

シシリー・ソンダース初期論文集:1958ー1966

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出版社
北大路書房
著者名
シシリー・ソンダース , 小森康永
価格
3,080円(本体2,800円+税)
発行年月
2017年5月
判型
B6
ISBN
9784762829673

近代ホスピスの設立と普及に尽力したC.ソンダース。1958年の第一論文「がんで死ぬこと」をはじめ,8つの初期の論考を収録,さらには編訳者の解説を通して,晩年に至るまでの思考の軌跡を辿る。死にゆく人の「痛み」を身体的,精神的,社会的,スピリチュアルな面からトータルに捉えようとした彼女の思想を再訪,その豊穣な可能性を照らし出す。



◆帯

ホスピス、緩和ケア、トータルペイン、スピリチュアルケア……

人々が人生を終えるための

もっと家のような場所を創造したい。



すべては、ひとりの終末期患者との恋、

そして彼の死からはじまった。

「僕が唯一欲しいのは、君のあたまとこころの中にあるものだ」

「僕が君のホームの窓になるから」





◆主なもくじ

第1章 がんで死ぬこと(1958)

第2章 突然の死から…(1961)

第3章 聖ジョゼフ・ホスピスで働くこと(1962)

第4章 死にゆくことにおける苦痛(1963)

第5章 聖ジョゼフ・ホスピスにおける終末期疾患に苦しむ患者のケア(1964)

第6章 治療困難な悪性疾患の症状治療(1964)

第7章 患者に言うこと(1965)

第8章 最後のフロンティア(1966)

解説1 シシリー・ソンダースの中期および後期論考に寄せて

解説2 トータルペイン再訪

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