近代哲学の巨人たちが勢揃い!
この事典は、各巻のサブタイトルどおり包括された「各章」ごとに、メルロ=ポンティによる《総論》が提示されます。次に、時代・場所・学派・主義・傾向などをキーワードとする「見出し」ごとに、著名な哲学者たちの「列伝項目」が続いて、《哲学史要覧》の体裁となります。また、哲学史のなかにおいて画期的と思われる「哲学の巨人たち」は、くわしく紹介すべく、図版とともに《肖像》が描き出され(思潮のなかに挿入されて論じられ)ています。日本語版では情報をアップデートすべく、もれなく翻訳者・監訳者による訳註や《補記》も完備しました。
「大いなる合理主義」「主観性の発見」という副題をもつ第二巻は、ベーコン、ホッブズ、デカルト、スピノザ、マルブランシュ、ライプニッツ、ロック、モンテーニュ、パスカル、バークリー、ヒューム、コンディヤック、ルソー、カント、フィヒテ、メーヌ・ド・ビラン、キルケゴール……おもに17〓18世紀に活躍した120名超の「セレブな哲学者たち」を収録。ジャン・スタロバンスキーが健筆をふるっているのも特長です。
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