開化鐵道探偵

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出版社
東京創元社
著者名
山本巧次
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2017年5月
判型
B6
ISBN
9784488017941

明治12年。鉄道局技手見習の小野寺乙松は、局長・井上勝の命を受け、元・八丁堀同心の草壁賢吾を訪れる。「京都・大津間で鉄道建設の最中だが、逢坂山トンネルの工事現場で不可解な事故が多発している。それを調査する探偵として雇いたい」という依頼のためだった。井上の熱意にほだされ、草壁は引き受けることに。逢坂山へ向かった小野寺たちだが、現場の最寄り駅で乗客が不審死を遂げた報告を受ける。死者は工事関係者だった! 現場では、鉄道工事関係者と、鉄道開発により失業した船運送業者・馬子らの対立が深まる中、更に事件が……。〈八丁堀のおゆう〉シリーズの新鋭が描く、本格鉄道ミステリ。

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