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本書は、1956年に早稲田大学による発掘調査が行われ、全国でも最大級の人物埴輪に代表される形象埴輪が出土した古墳として有名な殿塚・姫塚古墳の調査研究報告書である。
発掘当時の日誌や写真などの膨大な記録類の整理によって復原された既往の調査内容(第1部)、2012年に実施した墳丘測量・地中レーダー探査の成果(第2部)、3Dスキャナーを用いた詳細な三次元計測に基づく人物埴輪などの実測図や高精細カラー写真の提示(第3部)、文化財プロカメラマンによる九十九里地域の形象埴輪群像の集合写真(第4部)など、新旧にわたる調査研究の成果を収録している。
早稲田大学と地元住民が一体となって実施した「地域発掘」から60年余の時を経て、基礎資料の提示を重視しつつも、最新のデジタル考古学とその意義についても果敢に挑戦した研究書である。
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