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ミルトン・エリクソンとその高弟アーネスト・ロッシによる,催眠療法のエッセンスを伝える三部作の第二弾。前著『ミルトン・エリクソンの催眠の現実』に続いて,催眠テクニックの応用の実際から,催眠療法の創造的なプロセスを達成する方法を深めていく。
セクションⅠでは,エリクソンの臨床催眠についての歴史的に重要な講演を提示し,新しいアプローチへの大きなパラダイムシフトが説明される。
セクションⅡとセクションⅢでは,トランス誘導と催眠療法に対するエリクソンの二つの基本的アプローチであるカタレプシーと観念運動シグナリングに焦点を当てている。セクションⅡでは歴史的にカタレプシーを検討し,広く知られている臨床的トランス,そして変性状態の主観的な経験の解説がされ,さらに,カタレプシーを利用したエリクソンの握手誘導について,詳しく説明している。セクションⅢでは催眠誘導におけるリバースセットが説明され,エリクソンがトランスを深めて,リバースセットを確立する手段として,考えることとすることの間で,解離を促進する方法が示されている。
最後のセクションⅣでは,催眠経験の学習を取り扱い,臨床催眠を使用する専門家をトレーニングし,自分自身のプロセスを経験できるようにする過程が示される。
本書を繙くことによって,エリクソンに薫陶を受けるロッシとともに,エリクソン催眠の深奥に触れることができるであろう。
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