毛細血管で細胞力は上がる

毛細血管で細胞力は上がる

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出版社
小学館
著者名
橋本洋一郎
価格
1,320円(本体1,200円+税)
発行年月
2017年5月
判型
B6
ISBN
9784093108577

毛細血管だけが、細胞にアプローチできる!

「血管の主役は動脈と静脈」が医学の世界での常識でしたが、この2つだけでは、細胞に栄養や酸素を届けることができません。
細胞の中の老廃物や二酸化炭素を掃除するのも、毛細血管なしにはできません。
37兆個の細胞とダイレクトに物々交換できるのは、毛細血管なのです。
著者は、熊本市民病院の首席診療部長、血液循環のエキスパート。
2016年4月の熊本大震災時、エコノミークラス症候群の発症をいち早く懸念し、プロジェクトチームを立ち上げました。
そして、血液循環という自分の専門分野でまだ伝えるべきことがある、「知識は力なり」を実感したのです。

人間の血管の長さの95%を占める、膨大な毛細血管。
まだまだ解明されていない毛細血管は、脳の活動や長寿を支え、皮膚や末端の血流を担って「見た目」も左右するといいます。

筋肉運動や有酸素運動は、週1回でさえ実践が難しいもの。
禁煙支援、高血圧予防のサポートなど、数々のプロジェクトに関わった著者がおすすめするのは、
毛細血管(もちろん動脈・静脈も)を元気にする、誰でも気軽に日常的に実践できる「5つのメソッド」。
細胞力を上げて健康長寿をめざしましょう。



【編集担当からのおすすめ情報】
改めて、体の構造について、ミラクル! と思いました。
動脈と静脈だけで考えるより、毛細血管で考えたほうが、体の各部位の、すみずみの細胞にまでつながっている、3Dイメージがわきました。
毛細血管のおかげで、細胞に栄養が届けられ、不要物が引き取られ、体のありようが維持されている。
年を重ねるにつれ、皮膚の傷も治りにくくなるけれど、毛細血管ががんばってくれたら、もうちょっとなんとかなるかもしれない。
そんな願いをかなえる、「毎日こつこつやりましょう」という、5つのメソッドです。
赤星たみこ先生のマンガ、「もうさいけっかん ものがたり」前・後編もお楽しみください!

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