取り寄せ不可
第14回(2016年)『このミステリーがすごい! 』大賞優秀賞受賞作! さまざまな証言を頼りに真実に迫っていく、革新的な野球ミステリー。28年前、八百長疑惑をかけられてみずから命を絶った伝説のサブマリン(下手投げ)投手K・M。行方不明になっていた1500奪三振の記念ボールが発見されたのをきっかけに、彼を再評価する動きが起こる。作家の芹澤真一郎は、K・Mの伝記を書くべく関係者たちのもとを取材して回るが、彼にまつわるエピソードにはいくつもの謎があった。誤審に抗議した相手チームの監督はなぜ急に引き下がったのか。発見された記念ボールは本物なのか。そして、八百長疑惑の真相は――? K・Mの伝記を書き上げることなく病死した芹澤の遺志を引き継いで、駆け出しの作家で野球嫌いの「あたし」が謎に迫っていく。
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。